ソフトバンク 2度の満塁機で攻めきれず楽天戦3連勝逃す…和田が6回途中3失点で3敗目

[ 2022年8月7日 17:30 ]

パ・リーグ   ソフトバンク7ー2楽天 ( 2022年8月7日    ペイペイD )

<ソ・楽>楽天に敗れガックリのベンチ(撮影・中村 達也)
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 2位・ソフトバンクが4位・楽天に2―7で惨敗。同一カード3連勝を逃した。先発の和田毅投手(41)は5回0/3を7安打3失点で3敗目。打線は4回、無死満塁のチャンスから中村晃の押し出しによる四球の1点のみに終わるなど、5回まで無失点の好投を続けたベテラン左腕を援護出来なかった。

 先発の和田は初回からストライクゾーンを広く使って凡打の山を築き、5回まで無失点と好投。辰己、鈴木大、茂木と3者連続三振を奪うなど楽天打線を翻ろうした。

 打線は4回、無死満塁のチャンスから中村晃の押し出しによる四球で1点を先制。しかし、続く柳町が中飛、川瀬が空振り三振、甲斐が二ゴロに倒れ追加点を奪えず。一気に試合の主導権を握ることが出来なかった。

 すると6回、和田が先頭の西川に二塁打、続く小深田のバントを三塁へ投げようとしたが諦め、すかさず一塁へ送球するもオールセーフに。記録上は内野安打となり、さらに浅村には四球で無死満塁のピンチ。ここで島内に左翼フェンス直撃の2点適時二塁打を浴び逆転を許した。この一瞬の“判断ミス”が響き、この回1死も取ることなく途中降板となった。

 続く7回には3番手の椎野が2死走者なしから崩れ3失点。小深田に中前打、浅村と島内には連続四球で満塁にしてしまうと岡島に走者一掃の3点適時二塁打を浴び、悔しそうに天を仰いだ。

 打線は9回に1点を返すも楽天リリーフ陣を打ち崩せず。8回も1死満塁のチャンスを作ったが柳町、川瀬と2者連続空振り三振に倒れ藤本監督も厳しい表情を浮かべた。

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