【甲子園】創志学園・長沢宏行監督勇退 敗戦も「幸せ」ナイン号泣 後任は元東海大相模監督・門馬敬治氏

[ 2022年8月7日 11:04 ]

第104回全国高校野球選手権 1回戦   創志学園3-7八戸学院光星 ( 2022年8月7日    甲子園 )

<創志学園・八戸学院光星>敗れた創志学園ナイン(撮影・藤山 由理)
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 4年ぶり出場の創志学園(岡山)は3-7で八戸学院光星(青森)に敗れ、2018年以来4年ぶりの初戦突破はならなかった。

 長沢宏行監督(69)はこの試合をもって勇退。甲子園で最後の采配を終え「自分の指導人生が終わったなあと。肩の力が抜けた変な感じです」と笑みを浮かべながら、万感の表情。ナインは涙が止まらなかった。

 「7回の満塁も含めて、点をとれなかったことが最後まで響いた。(先発の)岡村はよく投げた。継投は考えていなかった」と振り返り、甲子園で締めくくった監督人生に「こんなに幸せなことはありません。選手に連れてきてもらって幸せです」とナインに感謝した。

 2010年の野球部創部から強化してきた長沢監督としては総決算の夏となった今年。岡山大会決勝後には、「史上最弱」と呼ばれた世代のナインを見ながら「1年生大会も負けてね。本当に弱いチームだったんですよ。それが、ここまで成長した。感慨深いですよ」と目を細めていた。

 後任は元東海大相模監督で春夏4度の全国優勝に導いた門馬敬治氏(52)が就任する。

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2022年8月7日のニュース