【甲子園】鳴門・福本監督 休養中の森脇監督から「楽しんでこい」 エース冨田にはエール

[ 2022年8月7日 21:24 ]

第104回全国高校野球選手権 1回戦   鳴門2-8近江 ( 2022年8月7日    甲子園 )

<近江・鳴門> 甲子園を後にする鳴門・福本監督 (撮影・亀井 直樹)
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 3年ぶり14度目の出場となった鳴門は、今春選抜大会準優勝の近江と7日に1回戦を戦い、2-8で敗れた。全国屈指の実力を持つ左腕エース・冨田遼弥投手(3年)が7回で144球を投げ、14安打8失点と踏ん張れなかった。

 森脇稔監督の体調不良により、大会は福本学監督が代わって指揮を執った。代替監督を示唆されたのは大会直前の2日。公式戦で指揮を執ったことはないというが「練習試合は取っていたから、選手と意思の疎通はできていた。森脇さんには普段通りやれ、楽しんでこいと言われた。甲子園でなかなか指揮を執ることはできないので、背中を押してくれた」と選手や森脇監督に感謝した。

 試合は、近江の好投手・山田を攻略できず敗退。エース冨田については「4回までは粘っていたが、本来の冨田ではなかった。スライダーが切れていなかった。腕の振りも甘かった」と本調子でなかったことを残念がりつつも、「いい経験したと思うので、さらに大きくなった投手になってほしい」とエールを送っていた。

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2022年8月7日のニュース