来日初セーブの阪神・ケラー「3月は自分のせいで負けてしまった」 矢野監督「色んなオプションも使える」

[ 2022年8月7日 22:38 ]

セ・リーグ   阪神7-5広島 ( 2022年8月7日    マツダ )

<広・神>9回を締め、ナインと喜びを分かち合うケラー(中央)(撮影・坂田 高浩)
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 阪神・ケラーが来日初セーブを挙げた。2点リードの9回に登板。先頭の秋山を153キロで空振り三振に仕留めると、続くマクブルームも129キロカーブで3球三振に仕留め、最後は坂倉にフェンスぎりぎりまで飛ばされたものの、中飛に打ち取った。広島のクリーンアップを3者凡退に打ち取り、6月19日DeNA戦から12試合連続で無安打無失点投球とした。

 「チーム全体での素晴らしい勝利だと思います。本当に3月は自分のせいで負けてしまったので、やり返すという意味ではきょうはそれができたのでうれしい」

 前日には守護神を務めていた岩崎が、4安打に味方の2失策も絡んで3点差をひっくり返された。ここ7試合中6試合に登板しており、試合後の矢野監督は「(岩崎)優は今日使う気なかった」としたものの、「ケラーも最近いいボールを投げていたし、しっかり(無失点で)いってくれたのはプラスアルファの要素ができて、色んなオプションも使える」と、新たな起用法の可能性について示唆した。

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