緊急降板の広島・九里 佐々岡監督「張りというか、つったというところ」 大事には至らずも経過を確認

[ 2022年7月24日 22:22 ]

セ・リーグ   広島2-4ヤクルト ( 2022年7月24日    神宮 )

<ヤ・広>6回途中、アクシデントで降板する九里(撮影・村上 大輔)
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 広島の九里亜蓮投手(30)が、先発した24日のヤクルト戦で緊急降板した。

 九里は6回、2死一塁で、中村に2ボールまで投げたところで異変を訴えた。捕手の会沢がベンチに呼びかけ、コーチとトレーナーがマウンドに駆け寄った。ベンチ裏に引き揚げ、一度はマウンドに戻るが、結局、89球で降板。3本塁打含む6安打3失点で敗戦投手となった。

 佐々岡監督は試合後「張りというか、つったというところ」と明かし、「球数も少ないし、打たれたわけ(での交代)ではない」と説明した。

 前半戦最後の一戦で、投手陣を総動員できる状況だったが、勝ちパターンとされる継投陣を使わずに敗戦。「九里は1発しか打たれていないし、打順が回ればと言うところはあったけど、それまでのピッチングを見れば代えるあれはないでしょう」と、交代のタイミングについて説明した。

 球団トレーナーによると、現状では次回の登板には影響を及ぼさないとみているが「明日以降、休み明け以降の状況はしっかり経過を見て」と、細心の注意を払う。

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2022年7月24日のニュース