楽天 14安打9得点大勝 浅村59打点で西武・山川を抜きリーグ単独トップ 前半戦終了貯金2

[ 2022年7月24日 21:17 ]

パ・リーグ   楽天9ー2西武 ( 2022年7月24日    ベルーナD )

<西・楽>3回、辰己の先制適時打で生還した武藤(右)は石井監督(左)らに出迎えられる(撮影・尾崎 有希)
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 楽天は24日、西武とベルーナDで対戦し、14安打9得点の猛攻で大勝。連敗を2で止め、今季の対西武の連敗も7でストップした。この日の試合で3位・ロッテが敗れたためゲーム差0で並び、貯金2で前半戦を終えた。

 楽天打線は3回、2死から武藤が中前に三塁打を放つと、辰己が先制中前打。さらに小深田が右前打でつなぎ、浅村が「打てて良かったです」と左前適時打で2点目を叩き出した。浅村は今季58打点目。この時点でトップの西武・山川に並んだ。止まらない打線は島内が遊撃内野安打を放って満塁とし、最後は茂木が右前に2点適時打を放って炎の6連打で猛攻を締め、この回4得点を奪った。

 先発の辛島は3回に外崎に2ランを被弾し2点を返される。しかし5回、無死二塁から浅村が2打席連続の適時打で再び1点を奪い、この時点で打点59でリーグ単独トップに。なお無死一、三塁では野選で走者が還り6-2とリードを広げ、西武先発の平井を引きずり降ろす。

 辛島は4回以降は凡打の山を築き、5回6安打2失点で3勝目の権利を持って救援陣にマウンドを託した。好調の打線は6回には西武3番手・宮川から、辰己がこの日3安打目となる特大の7号ソロを右翼スタンドに叩き込み追加点。8回にも岡島の適時二塁打と、4番手・田村の暴投の間に1点ずつを加えて勝負を決めた。

 辛島の後を受けた球宴陣は無失点リレーで逃げ切り。辛島は3勝目を挙げた。チームは連敗を2で止め、貯金2で前半戦を終えた。

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