【高校野球】国学院栃木 37年ぶり2度目甲子園大会出場!宇都宮南との接戦制す 目指すは夏の聖地初勝利

[ 2022年7月24日 12:28 ]

第104回全国高校野球選手権栃木大会決勝   国学院栃木8-4宇都宮南 ( 2022年7月24日    県総合運動公園野球場 )

<栃木大会決勝 国学院栃木・宇都宮南>甲子園出場を決め歓喜する国学院栃木ナイン(撮影・沢田 明徳)
Photo By スポニチ

 国学院栃木(栃木)が37年ぶり2回目の甲子園大会出場を決めた。「第104回全国高校野球選手権大会」(8月6日から17日間、甲子園)でさわやかな風を吹かせる。宇都宮南は17年ぶりの甲子園出場はならなかった。

 中盤までは点を取れば取り返されるシーソーゲームだったが、国学院栃木は4―4の6回に盛永智也(2年)の適時打で勝ち越すと8、9回にも追加点を奪って、追いすがる宇都宮南を振り切った。

 確かな歩みで頂点へとのぼり詰めた。初戦をコールド勝利で発進すると、安定した戦いぶりで勝利を重ねる。最大の難関は準決勝だった。中止になった102回大会を挟んで夏の栃木大会10連覇中だった作新学院に延長10回サヨナラ勝ち。0-3の9回に5点を奪われ逆転されながらも、粘り強くその裏に同点。延長10回、平井悠馬主将(3年)がサヨナラ本塁打を放った。劇的勝利の勢いそのままに決勝も力で押し切った。

 国学院栃木は1985年の67回大会に初出場。それ以来の出場となる。春は2000年選抜大会で4強まで進出した経験を持つが、夏は未勝利。まず1勝。そしてその先にある母校の新たな歴史へ、着実に歩を進める。

◇国学院栃木 甲子園への足跡◇
1回戦 16-0 さくら清修
2回戦 7-2 宇都宮北
3回戦 2-1 栃木工
準々決 7-0 足利大付
準決勝 6-5 作新学院
決 勝 8―4 宇都宮南

続きを表示

2022年7月24日のニュース