智弁和歌山、13安打15得点の猛攻で4強進撃 高校通算36号の渡部「甘く来た」

[ 2022年7月24日 15:56 ]

第104回全国高校野球選手権 和歌山大会準々決勝   智弁和歌山15―1日高高中津分校 ( 2022年7月24日    紀三井寺 )

<智弁和歌山・日高高中津分校>4回に高校通算36号となる3ランを放った智弁和歌山・渡部海
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 昨夏全国覇者の智弁和歌山が13安打15得点の猛攻で準々決勝を突破。「3番捕手」でフル出場した渡部海(3年)が高校通算36号含む3安打4打点と躍動し、チームを勝利に導いた。

 「変化球で入ってくるかなというのは頭に入れて打席に入って、甘く来たので。(打った瞬間)いったなと思いました」

 6―0の4回1死一、三塁、甘く入ったスライダーを強振。快音を響かせた打球は左翼フェンスを優に超えて芝生に着弾し、今大会初アーチとした。初回は2死から左前打で先制の好機を演出。2回は2死二塁から左翼への適時二塁打を放っており、サイクル安打まであと三塁打のみとしたが、4回2死一塁で回ってきた第4打席は二飛に倒れた。

 また、「1番左翼」でフル出場した山口滉起(3年)は4回2死から満塁弾。今大会2本目のアーチを含む3安打5打点の活躍で勝利に貢献した。

 今夏はここまで3試合すべてでコールド勝利。中谷仁監督(43)は「目の前の試合に集中して全力で準備したい」と次戦を見据えた。2年連続の夏の甲子園出場まであと2勝だ。

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2022年7月24日のニュース