ロッテ、アジャ&レア2者連発で5点差逆転5連勝!「ごっちゃし」からの「寿司」披露

[ 2022年7月24日 05:10 ]

パ・リーグ   ロッテ7ー6日本ハム ( 2022年7月23日    札幌D )

<日・ロ>5回、同点本塁打を放った井上(中央)は行事役の三木から ”懸賞金”?を受け取る(撮影・西川祐介)
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 ベンチ前で、ロッテ・井上が手刀を切った。1点ビハインドの5回2死から左翼席へ2号ソロを運んだ。大相撲の力士をイメージした「ごっちゃし」のパフォーマンスに右翼席のファンも大喜びだ。

 マウンドには、早くも3番手・古川侑が上がっていた。値千金の同点弾を放った「アジャ」は振り返る。「久々の感触でしたね。投手が代わったので、タイミングを計っていた。直球に合わせていたので、それがハマった。(3回5失点で降板した)本前の負けがこれで消えた」と一息ついてベンチに座ると、再び大歓声が起こった。

 続くレアードも左翼席へ勝ち越し13号ソロを叩き込んだ。「ここ2、3週間はバットが振れていなかった。手応えは十分だったけど、本当に久しぶりだった」と「寿司」を握るパフォーマンスも6月27日以来となった。

 いきなり5点を追いかける展開となったが、チームの2大エンターテイナーの今季初共演。今季2度目の5連勝は全て逆転勝利で、今季最多の貯金3とした。試合前の時点で打率2割を切っていたレアードについて、井口監督は「球宴中に特打をさせようと思っていたら、本塁打競争に出るというのでびっくりした」と冗談を飛ばしたが、試合後には「4、5番が打てば勝つってことですね」と納得の表情だった。(横市 勇)

 ▼ロッテ・茶谷(プロ初打点を含む3安打3打点で初めてヒーローインタビューを受け)初球から振りに行けたのがよかった。今まで全くチームに貢献できなかったけど、今日は少しできたかなと思う。

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