桐蔭学園が藤沢清流にコールド勝ちで関東大会出場 50メートル5秒9の快足、相沢白虎主将「夏に見返す」

[ 2022年4月30日 14:06 ]

春季高校野球 神奈川県大会 準決勝   桐蔭学園10―2藤沢清流 ( 2022年4月30日    横浜スタジアム )

決勝進出に喜ぶ桐蔭学園ナイン(撮影・柳内 遼平)
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 桐蔭学園が10―2で清流藤沢に8回コールド勝ちで決勝進出。関東大会(5月21日開幕、栃木)の出場権を手にした。

 主将の相沢白虎(はくと=3年)は「1番・遊撃」で出場し、3打数1安打2四球。50メートル5秒9の快足で2盗塁を決め「相手投手のクセを見破って良い走塁ができた。序盤に良いプレッシャーがかけられました」と胸を張った。

 藤沢清流のエース左腕・木島直哉(3年)のリズムを足で乱した。初回、先頭打者の相沢が四球で出塁すると、二盗を決めて後続の内野ゴロの間に先制のホームを踏んだ。2回は左前打で出塁し、二塁進塁後に今度は三盗成功。スタートの判断を走者に任せる「グリーンライト」ではなく、より難度の高い監督のサインで2盗塁を決め「足も絡めて点を取れればいいと思いました。スタートで1歩目を切れれば良い走塁ができると思っています」と語った。

 今年のセンバツ大会は神奈川県勢の出場校がなく「悔しいというのがあった。夏の大会で見返してやろうと思います」と燃えている。あすの決勝へ向けて「とにかく全員で春の優勝を目指したいです。チームが勝てるように貢献したい」と力を込めた。(柳内 遼平)

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2022年4月30日のニュース