巨人ドラ1大勢 日本人初の快挙ならず 4月までに12セーブなら歴代最多タイも大敗で登板機会なし

[ 2022年4月30日 19:16 ]

セ・リーグ   巨人3―10阪神 ( 2022年4月30日    東京D )

巨人・大勢
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 両リーグトップの11セーブを挙げている巨人のドラフト1位ルーキー右腕、大勢(本名:翁田大勢)投手(22=関西国際大)は30日の阪神戦(東京D)もベンチ入りしたが、チームが大敗を喫したため2試合連続で出番なし。2010年にシコースキー(西武)が記録した4月までの歴代最多記録12セーブに並ぶことはできなかった。

 大勢は20日の広島戦(東京D)で11セーブ目をマーク。だが、その後はセーブの付かない大勝もしくは敗戦という試合が続いたため登板間隔が空いた。それでもプロ最長の中7日となった28日のDeNA戦(横浜)では7点リードの9回に登板して3人でピシャリ。自己最速の159キロもマークした。

 だが、チームは29日、30日と最下位の阪神にホームで連敗。大勢に登板機会は訪れなかった。4月までに11セーブ以上を挙げたのはシコースキーの12を筆頭に11の三瀬(ソフトバンク)、藤川(阪神)、岩瀬(中日)、平野(オリックス)、大勢だけ。4月までに12セーブ目となれば日本人初の快挙になるところだった。

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2022年4月30日のニュース