メッツが5人の継投でノーヒッターを達成 メジャーでは今季初 メ軍では10年ぶり2度目

[ 2022年4月30日 12:37 ]

9回を三者三振に抑えたメッツのディアス(AP)
Photo By AP

 ナ・リーグ東地区で首位に立っているメッツが29日、地元ニューヨークで行われたフィリーズ戦で5投手による継投でノーヒッターを達成。3―0で勝利を収めて今季の成績を15勝6敗とした。メジャーでは昨季9回のノーヒッターが記録されているが今季は初めて。敗れたフィリーズの連勝は4で止まって10勝11敗となった。

 メッツは201センチの先発右腕、テイラー・メギル(26)が5回まで88球を投げて1本のヒットも許さずに無失点で降板。このあとドリュー・スミス(28)が1回1/3、ジョーリー・ロドリゲス(30)が1回、セス・ルーゴ(32)が2/3回、エドウィン・ディアス(28)が1回を投げて全員が無安打無失点。5人で159球を投げ、6つの四球を許したものの12三振を奪って継投でのノーヒッターを達成した。

 メッツのノーヒッターは2012年6月1日にヨハン・サンタナがカージナルス戦で達成して以来、チーム史上2回目。今季のメジャーではレイズが4月23日のレッドソックス戦で9回まで6人の継投で無安打無失点に抑えたものの、試合は延長に突入。7人目のマット・ウィスラー(29)が延長10回に2点を献上したため、規定によりノーヒッターとはならなかった。

 

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月30日のニュース