白井審判員にSNSも注目の声 オリックス―西武戦で朗希騒動後初の球審

[ 2022年4月30日 17:24 ]

パ・リーグ   オリックス3ー2西武 ( 2022年4月30日    京セラD )

<オ・西> 6回を終え、中嶋監督(左)は白井球審に交代を告げる(撮影・後藤 大輝)
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 ロッテ・佐々木朗希投手(20)に対して注意喚起のため試合中に詰め寄った白井一行審判員(44)が30日のオリックス─西武戦(京セラドーム)で騒動後初めて球審を務めた。

 白井審判員の名前が発表されると、京セラドームにはどよめきと拍手が起こった。同審判員は、今月24日のオリックス―ロッテ戦(京セラドーム)で球審を担当。ストライク、ボールの判定に対して不服そうな態度を示した佐々木朗に詰め寄った行動が大きな反響を呼び、友寄正人審判長は「審判員が試合中に選手へ注意や指導することはあるが、今回のような形ではなく別の方法で対応すべきだった」と指摘していた。

 初回2死二塁、呉念庭の2ボール1ストライクからの4球目、山崎福の内角へのチェンジアップがストライクとなる、呉念庭が大きく息を吐くシーンはあったが、ネット上で反響を呼ぶような判定はなく、好意的な反応も見受けられた。

 SNS上では「これだけストライク、ボールの判定に注目されると、白井審判だけでなく、両チームの選手もやりにくい」や「白井球審のストライクのコールは外野まで聞こえる」「白井球審くらい声が出せるみなぎるパワーが欲しい」「白井球審いつも通りかな。批判に負けずに頑張ってほしい」などの声が挙がった。審判員が注目されるのではなく、野球そのものを楽しむべきとの意見も複数あった。
 

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