大谷翔平 休養明け全開!待望4号&盗塁も!「4番・DH」で復帰、5打数2安打3得点 エ軍6連勝

[ 2022年4月30日 11:31 ]

ア・リーグ   エンゼルス5ー1ホワイトソックス ( 2022年4月29日    シカゴ )

4号ソロを放ったエンゼルス・大谷(ロイター)

 エンゼルスの大谷翔平投手(27)は29日(日本時間30日)、敵地シカゴでのホワイトソックス戦に「4番・DH」で先発。休養日を挟んで2試合ぶりに出場し、4号ソロを含む5打数2安打1打点をマークした。今季4個目の盗塁も決めて走塁でも貢献し3得点。チームは5-1でホワイトソックスを下し、6連勝とした。

 ホワイトソックスの先発でメジャー通算42勝を挙げている右腕・ジオリトとの対戦では、第1打席で11試合ぶりとなる4号中越えソロ。16日(同17日)のレンジャーズ戦で3号2ランを放って以来47打席ぶりの一発で、これでメジャー通算97号とし、過去にイチロー、松井秀喜しか達成していない100号の大台にあと3と迫った。

 第2打席は中飛、2-1の6回には1死一塁から第3打席を迎え、バットの先に当てる形で遊ゴロ。二塁封殺となったが、全速力で駆け抜けて一塁に残った。相手が大谷の足を警戒する中、続くレンドンが右中間適時二塁打。大谷は一気に本塁へ生還し、貴重な3点目を追加した。

 8回の第4打席では3番手の左腕・ソーサが投じた外角の球にうまく合わせ、右手1本で振り抜き中前打。今季6度目のマルチ安打となった。出塁後、6番・ウォルシュの打席で今季4個目の盗塁。これが捕手の失策を誘って、三塁に到達した。その後、ウォルシュは右中間へ適時二塁打。大谷は4点目のホームを踏んだ。9回の第5打席は見逃し三振だった。

 前日、大谷は本拠地エンゼルススタジアムでのガーディアンズ戦で今季初めて欠場。代打待機も出番はなく、初の休養日となった。「4番・DH」で起用されるのは今季初、20年9月27日のドジャーズ戦以来。今季は開幕から1番で起用され、25日(同26日)のガーディアンズ戦から2番に座っていた。昨季は5月23日のアスレチックス戦で7回に4番・ラガレスの代打で出場している。

 この日、エンゼルスはシンダーガードが体調不良で先発を回避。普段は中継ぎのハーゲットが先発する緊急事態となったが、投打がかみ合ってピンチをカバーした。これで大谷の打撃成績は85打数21安打11打点、4本塁打、4盗塁で打率・247となった。

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