阪神・矢野監督「このままの勢いで」と5月反攻宣言 巨人とは10差も不可能ではない!

[ 2022年4月30日 18:42 ]

セ・リーグ   阪神10ー3巨人 ( 2022年4月30日    東京D )

<巨・神> ファンの声援にこたえる阪神・矢野監督(撮影・大森 寛明) 
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 逆転勝ちで5連勝。7回に一挙6点で、苦労人・渡辺がプロ初勝利。矢野監督にとっても最高の形で4月を締めくくった。以下は一問一答。

 ――5連勝。今の気持ちは。
 「はい、うれしいです!」

 ――4回、6回は機動力を発揮して得点した。
 「走るっていうのがうちの野球なので。そういうところでは、チャンスがあると思えば走っていくっていうのが、みんな意識高くやってくれていると思います」

 ――7回は相手の四球もあったが、タイムリーも生まれてビッグイニングを作った。
 「ヒット、ヒットっていう形ではないですけど、効果的にいいタイムリーっていうのを、中野、糸井、そしてヤスの素晴らしいホームランも出ましたし。その前にテルもね、しぶとい同点タイムリーもあったので。打線も、本当にいい形になってきたのでね、このまま行きたいですね」

 ――打線の爆発を投手陣が呼んだ。ウィルカーソンは3回以降は立ち直った。
 「今年みた中ではね、1番状態が良くないかなっていうね、調子でしたけど、そのなかでも2点で粘ってくれたっていうのが大きかったですし。悪い中でも、こういうピッチングができるっていうのがウィルカーソンの強みでもあるのかなと。そういう風に見ていました」

 ――そして渡辺がプロ初勝利。
 「そうですね、ナベもね、1回、戦力外というか、悔しい思いをしてウチに来ているんで、そういう気持ちをいつも投げているときに感じますし、チームの大きな力になってくれているんでね、自分のためにも、チームのためにもこれからもやってくれると思います」

 ――(渡辺の)防御率0・00の今季の投球をどう見ているか。
 「左はね、抑えてくれるっていう自信を持って送り出していますし、右バッターも最近ずっといい形で抑えてくれているんで、1イニングをナベに任せていいんじゃないかな、というピッチングをしてくれています」

 ――あすから5月になる。どんな月にしたいか。
 「もちろんね、このままこの勢いを生かして、あしたは西純矢が投げるんで打線も援護してほしいですし、純矢も思いきって強力打線にぶつかっていってほしいです」

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2022年4月30日のニュース