原監督 今村の5四球6失点大乱調は「想定が出来ないような状況になった」 でも信頼は「変わらない」

[ 2022年4月30日 18:37 ]

セ・リーグ   巨人3―10阪神 ( 2022年4月30日    東京D )

<巨・神>7回2死一、三塁、佐藤輝に四球を与え、投手交代を告げる原監督(右)(左が今村)(撮影・平嶋 理子)
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 巨人の原辰徳監督(63)は5四球6失点とまさかの大乱調で今季初の敗戦投手となった今村について“想定外”としながらも変わらぬ信頼を口にした。

 前回登板で2安打完封した新助っ人右腕・シューメーカーが来日最多の9三振を奪い、6回4安打2失点(自責1)と好投。だが、2―2で迎えた7回だった。開幕から10試合連続無失点中でチーム最多タイの7ホールドをマークしていた2番手左腕・今村がまさかの大乱調。打者8人に押し出しを含む5四球を与えて降板すると、ここで今村をリリーフした畠も押し出し四球を与えた後に適時打を許すなど、この回一挙6点を失った。

 シューメーカーから今村への継投について「まあ、ジャイアンツのいい形でバトンを渡したというところですね」とした指揮官は、試合前まで防御率0・00だった28歳左腕の突然の大乱調に「我々はやっぱり、なんていうんだろう、想定をすることがとても重要な役割だと思うけどね。なかなか想像が出来ない、想定が出来ないような状況になったというところですね」とまずはコメント。

 それでも、今村への信頼は変わらないかと問われると「それは変わらないですよ、それはね。きょうは現実としてそれは受け止める必要はあるけどね」と口にしていた。

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