ストライクが入らない…巨人・今村が打者8人に5四球6失点 まさかの大乱調で防御率0・00→4・38に

[ 2022年4月30日 17:17 ]

セ・リーグ   巨人―阪神 ( 2022年4月30日    東京D )

<巨・神>近本に押し出し四球を与え、天を仰ぐ今村(撮影・河野 光希)
Photo By スポニチ

 巨人の今村信貴投手(28)が阪神戦(東京D)の7回から2番手として登板。ストライクが入らず、打者8人に対して5四球を与える大乱調で1イニングを投げ切れずに6失点した。

 先発した新助っ人右腕のシューメーカーが6回で来日最多の9三振を奪い、4安打2失点(自責1)と好投。今村は2―2で迎えた7回からマウンドに上がった。

 試合前まで10試合に登板し、チームトップタイ&リーグ2位の7ホールドをマークしていた左腕。ここまでわずか1失点(自責0)で開幕から防御率0・00を続けてきたが、今季11試合目にして初の自責点1から一気に6点を失った。先頭の糸井を空振り三振に取ったが、続く糸原を四球で歩かせ、ロハス・ジュニアの遊ゴロで2死一塁。梅野と代打・山本に連続四球を与えて2死満塁とピンチが広がった。だが、近本に3者連続、ストレートの四球を与えて押し出しで勝ち越しを許すと、中野には中前へ2点適時打。さらに佐藤輝にこの回5個目の四球を与えて再び満塁とすると、ここで降板となった。

 ここで今村をリリーフした3番手右腕・畠は大山に押し出し四球を与えた後、糸井に中前2点適時打を許して今村の失点は6となった。

 今村の投球内容は2/3回で打者8人に対して41球を投げ、1安打6失点。1三振を奪い、与えた四球は5つだった。試合前まで0・00だった防御率は4・38となっている。

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月30日のニュース