阪神・青柳 3年目・西純へ見せた“巨人斬り”のお手本 伝授したのは「10割じゃなく」8割の力感

[ 2022年4月30日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神3-2巨人 ( 2022年4月29日    東京D )

<巨・神>2試合連続完投勝利の青柳は報道陣のフラッシュを浴びる(撮影・大森 寛明) 
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 【記者フリートーク】コロナ感染の隔離期間を経て合流した2軍で、青柳は若手に対し積極的に助言を行ってきた。「誰にでも合うわけじゃないですけど、こうやって良くなったというのは伝えたい。それでチームも強くなれば良いので」。

 中でも3年目の西純には“8割の力感”を伝授した。「10割じゃなく、1試合通して8割。打たれようが、四球出そうが絶対に力まない。そうすれば、どんどんボールも操れるしローテも守れるようになったよ、と純矢には伝えましたね」

 後輩右腕は教えを胸に3月29日の2軍戦で5回無失点。5四球の内容にも「脱力しても球速は落ちなくて、質も良かったんです。青柳さんも昔は力んで四球を出しまくってたけど、脱力を意識して良くなったと言ってくれたので」。西純は5月1日の巨人戦で今季初先発を迎える。背番号50がお手本の快投を見せてくれた。(阪神担当・遠藤 礼)

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2022年4月30日のニュース