ソフトバンクが開幕8連勝 三森がプロ1号逆転弾 石川緊急降板も8投手の継投でオリ反撃断つ

[ 2022年4月5日 21:34 ]

パ・リーグ   ソフトバンク6─3オリックス ( 2022年4月5日    ペイペイD )

<ソ・オ1>2回、3ランを放つ三森。投手・ 山崎颯(撮影・岡田 丈靖) 
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 ソフトバンクは5日、本拠地でオリックスと対戦し、6─3の逆転勝ちで開幕8連勝を飾った。開幕8連勝は、18年西武の8連勝以来史上7度目で、チームでは南海時代の55年に10連勝して以来2度目の記録となった。

 オリックス戦は通算8勝1敗で、17年7月4日から8連勝中という「オリックスキラー」の石川が先発したが、アクシデントもあったのか1回2失点、わずか27球で降板。そんな窮地をバットで救ったのが、「1番・二塁」で出場した6年目の三森だった。

 0―2の2回2死二、三塁で迎えた第2打席。先発・山崎颯の内寄り高め直球を叩いた打球は、右翼テラス席に飛び込む逆転3ランとなった。「公式戦初ホームランというのは、やはりうれしいですね」と喜んだ三森は4回1死一、三塁でも右前適時打を放って4打点。開幕から8試合連続で1番・二塁で先発出場しており、チームに確かな勢いを生んでいる。

 逆転後は4回の突き放す得点に加え、8回にも牧原の中犠飛と着実に差を開いた。投げても8投手の継投でオリックスの反撃をしのいだ。誰かにアクシデントが起きても、全員で補える力が今のソフトバンクにはある。

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