仙台市出身の西武ドラ2佐藤隼輔 凱旋白星ならず 3回5失点「ゾーンに球を集めすぎてしまいました」

[ 2022年4月5日 15:34 ]

パ・リーグ   楽天―西武 ( 2022年4月5日    楽天生命パーク )

<楽・西1>西武先発の佐藤(撮影・篠原岳夫)
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 4連敗中の西武は、仙台市出身のドラフト2位左腕・佐藤隼輔投手(22)が楽天生命パークで凱旋登板した。「気持ちの面で特に緊張はない。主軸の前に走者をためないこと」と意気込んでいたが、3回までに77球を投じて6安打5失点。前回3月29日の日本ハム戦でプロ初勝利し、球団史上初となる新人のデビュー戦からの2戦2勝とはならなかった。

 初回に先頭・西川の安打と続く山崎の死球で立ち上がり、いきなり無死一、二塁。2死満塁から鈴木に右越えの2点二塁打を浴びた。3回も鈴木に中前適時打を浴びるなど計5失点で降板した。

 ▼西武佐藤「今日は相手が田中投手で、なかなか点の取れない投手だと思っていましたので、自分もなるべく点を与えないように、という気持ちでマウンドに上がりました。初回に先制点を取られてしまい、その後も何とか粘らなければ、と思って投げたのですが、結果としてはうまくいかなかったです。初回に先頭打者を出してしまって少しうわついた感じはありましたが、その後は緊張することなく落ち着いて投げることができたと思います。球の走り自体も悪くなかったです。ただ、今日はゾーンに、ゾーンに、と球を集めすぎてしまいましたので、そこが反省点です。次回登板にあたっては、その点を意識して臨みたいです」

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