カブス鈴木誠也 OP戦初の適時打&マルチ 「色んな対応できた あとは本番」

[ 2022年4月5日 09:09 ]

米メディアの取材に応じる鈴木(撮影・笹田 幸嗣通信員)
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 カブスの鈴木誠也外野手(27)は4日(日本時間5日)、本拠地でのホワイトソックス戦に「6番・右翼」で出場し、3打数2安打1打点2得点1四球。オープン戦初適時打&初マルチ安打の活躍を見せた。6回終了で退いた。オープン戦の成績は17打数4安打2本塁打、打率・235。

 1打席目は先発ローテを担う右腕ベラスケスから四球を選んだ。4回1死一、二塁からはマイナー右腕ヘンツマンの92マイル(約148キロ)の直球を中前適時打。同点打とし逆転劇へとつなげた。5回は救援右腕ルイスと対戦。フルカウントから95マイル(約153キロ)の直球を痛烈に中前打し初のマルチ安打も記録した。4打席目は見逃し三振も直近2試合では5打数3安打。開幕へ向け調子を整えてきた。

 鈴木の主な一問一答は以下の通り。

 ――今日の2安打を振り返って。
 「打席への入り方というのはすごく良かったので、スイングも数多くできましたし、結果どうこうというよりはそれが良かったのかなと思います」

 ――多くの打席で球を見られたと思うが。
 「いろんなピッチャーと対戦出来たので、その中で色んな対応というのが自分の中でできたと思うので。あとは本番になるだけなので、気持ちを入れてしっかり頑張りたいなと思います」

 ――ヒットになっているのはセンター方向が多い。
 「そこはずっと練習から意識してやってることなので。試合で出るというのはたまたまなので。たまたまなんですよ。僕、そんなに狙って打てる技術はないので。しっかり自分のポイントでコンタクトできれば、そのコースなりに打球が飛んでいくだけだと思っているので。ある程度入り方はセンター方向で入っていきますけど、スイングはボールなりにと思っているので、たまたま真ん中甘目だったのでセンター方向に飛んだんですけど。まあ良かったです」 

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2022年4月5日のニュース