広島・九里「リズムが悪かった」 7回1失点で今季初勝利も野手とファンに感謝感謝

[ 2022年4月5日 22:29 ]

セ・リーグ   広島3-1巨人 ( 2022年4月5日    マツダ )

<広・巨(1)>7回1死一塁、岡本を三ゴロ併殺に打ち取り笑顔でベンチに戻る九里 (撮影・奥 調)
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 昨季セ・リーグの最多勝に輝いた広島・九里亜蓮投手(30)が、5日の巨人戦に先発し、7回6安打1失点で今季初勝利を挙げた。

 粘りの投球だった。初回に3四球というリズムの悪いスタート。その後は調子を取り戻し、4回に投手の戸郷に浴びた適時打以外では失点は許さなかったが「四球が多くてリズムが悪かったが、野手の方にしっかり守って頂いて、何とか1点に抑えられた」と野手に感謝した。

 最大のピンチは2点差の7回、1死一、二塁で岡本和を迎えた場面。内角へのシュート系の球で、注文通りに三併殺に打ち取り「もう、気持ちだけ。ピンチの時もたくさん応援を頂いて、力になっています」とファンに感謝した。

 前回3月29日の阪神戦は本拠地開幕戦。7回途中2失点とまずまずの内容だったものの、白星はつかなかった(チームはサヨナラ勝ち)。仕切り直しの一戦で、首位の巨人を相手に奮闘して今季初勝利となった。

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