清原さん、打ちました!中日・石川昂 ヤクルト戦で待望のプロ初本塁打「打ててうれしいです」

[ 2022年4月5日 21:14 ]

セ・リーグ   中日―ヤクルト ( 2022年4月5日    神宮 )

<ヤ・中1>8回、勝ち越しソロを放った石川昂(撮影・尾崎 有希)
Photo By スポニチ

 高卒3年目の中日・石川昂弥内野手(20)が、5日のヤクルト戦で待望のプロ初アーチを放った。

 この日は「7番・三塁」でスタメン出場。6-6の8回だった。代わったばかりのヤクルト・清水の直球を左中間席へ運ぶ勝ち越し本塁打。「村上さん(ヤクルト)のホームランを見て自分もやり返せればと思いました。打ててうれしいです」と話した。村上が連発する中、竜の主砲候補も負けじと一撃を放った。

 石川昂は今春の沖縄キャンプで、通算525本塁打を放った清原和博氏(54)から“指導”を受けた。コロナ禍のためグラウンドには出られなかったが、ベンチ前で打撃論を伝授され「打席へのアプローチの大切さ」「チャンスでは初球からしっかり振れる準備を」など金言を授かった。立浪新監督からのラブコールを受け、打撃論を語った清原氏も「面構えもいいし、打球の角度もいい」と石川昂の魅力を再確認していただけに、石川昂は恩返しの一発にもなった。

 ◇石川 昂弥(いしかわ・たかや)2001年(平13)6月22日生まれ、愛知県出身の20歳。有脇小6年時に中日Jr.。亀崎中3年時には「NOMOジャパン」入り。東邦では1年春からベンチ入りし、エース兼主砲で出場した3年春の選抜で優勝。同年夏のU18W杯では全試合で4番を務めた。高校通算55本塁打、投手でも最速144キロ。19年ドラフト1位で中日入団。1メートル86、104キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

この記事のフォト

2022年4月5日のニュース