レッズ・秋山が事実上戦力外「メジャーではよくあること。驚きはない」、3年契約の最終年ベンチ外

[ 2022年4月5日 02:30 ]

開幕ベンチ入りメンバーから外れ、会見に応じる秋山(中央)=撮影・笹田幸嗣通信員
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 レッズは3日(日本時間4日)、秋山翔吾外野手(33)を開幕ベンチ入りの28人のメンバーから外すと発表した。3年契約の最終年。不退転の決意で臨んでいたが開幕直前に事実上の戦力外となり、秋山は「結果が全ての世界。メジャーではよくあること。驚きはない」と話した。

 過去に唯一日本選手が未所属だったレ軍と19年オフに契約。だが思うような結果が出ず今オープン戦も打率・182と低迷した。

 秋山の契約にはマイナー拒否権が含まれており、今後はマイナー降格を拒否すれば開幕日までに40人枠から外れ、戦力外となる見込み。ウエーバーで獲得希望球団がなければ自由契約となり、日米で移籍先を探す。秋山は「いくつか選択肢がある。決断にはそんなに時間はかからないと思う。後悔のないようにしたい」とした。

 《古巣・西武は動向注視》古巣の西武は秋山が日本球界復帰を決断した時に備えて動向を注視する。19年にリーグ2連覇したチームは、秋山が20年にメジャー移籍して以降優勝なし。主に務めた1番打者を固定できず昨季は11人が務めた。今季は鈴木が開幕から8試合「1番・中堅」で出場してきたが、山川、森が故障離脱したチーム事情もあり3日のロッテ戦で打順を9番に下げていた。

 ▼レッズのニック・クロールGM 残念ながら、このチームに(秋山)翔吾がプレーする場所を見つけられなかった。彼が我々のマイナー行きを選択してくれればうれしいが、決断を尊重する。去年の途中もマイナーでプレーする機会を多く持つことを打診したが拒否された。

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2022年4月5日のニュース