阪神・矢野監督「この1勝で喜んでいいのかなという気持ちと…」一問一答

[ 2022年4月5日 22:11 ]

セ・リーグ   阪神4―0DeNA ( 2022年4月5日    甲子園 )

<神・D(1)>開幕からの連敗を9で止め、帽子をとって応える矢野監督(撮影・成瀬 徹)  
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 阪神がようやく開幕からの連敗を9で止めた。先発の西勇が無四球完封勝利を挙げ、4番に座る佐藤輝が待望の今季1号。投打がかみ合い、欲しかった1勝を手にした矢野監督の試合後の一問一答。

 ――今シーズン初勝利今の気持ちは

 「うーん…まあ苦しいスタートになったんでね。この1勝で喜んでいいのかなという気持ちと。でも素直に喜びたいなという、はい、そういう気持ちです」

 ――本拠地・甲子園での開幕での勝利

 「コロナ禍でね、制限があった中で今まで野球やってきましたけど。多くのファンの皆さんが来てくれた。そういう力でね、僕らのパワーに変わったと思います」

 ――選手たちの執念を感じた勝利

 「本当にうまくね、行かないことばかりですけど。テレビをご覧の皆さんも、うまく行っている人生を歩んでいる方ばかりではないと思うんでね。僕たちもそういう、もがきながら苦しみながら前に進む姿からなんとかね。元気を届けられるような、そういう気持ちでみんな戦ってくれたと思います」

 ――1勝の価値や重みを感じるか

 「いやそれはもう…うーん…。やっぱりこう負けるとね、いいイメージってなかなか付きにくい。そういうのもみんな振り払おうとしてやってきたんやけど。なかなか結果に結びつかなくて。もちろん俺がね、監督として指揮を執らせてもらっているし、もちろん責任も感じているし。その中でみんななんとかしようっていう気持ちでやってくれていたので。それが結果に出ないのがもちろん難しかったけど。どこからでもスタートできるっていうのも、この3年間の中でも言ってきたし。自分自身もそう言い聞かして。だいぶ遅いスタートになったけどね、この1勝がそのスタートになるようにやっていきたいね」

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2022年4月5日のニュース