ソフトバンク、ローテ再編 10日の西武戦は大関がスライド先発へ 首脳陣が制球力を評価

[ 2022年4月5日 05:30 ]

<ソフトバンク>キャッチボールを行う大関(後方は森山コーチ)(撮影・中村 達也)
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 ソフトバンクが先発ローテーションを再編する方針が高まった。2、3日の楽天戦が相手のコロナ禍で中止。当初3日に先発予定だった最速160キロ右腕、杉山を同日のウエスタン・リーグ中日戦(下関)で調整登板で先発させたが、4回5安打6四死球4失点と崩れた。4日の投手練習後、森ヘッドコーチと森山投手コーチは先発予定だった中6日での10日西武戦(ベルーナ)登板に難色を示し、見送る意向を示した。

 「また四球。監督が言う一番(のポイント)は四死球。球の強さがあってもゾーンで勝負できるかが一番。もしかしたらファームで先発し準備する考えもある」と話した。森ヘッドコーチも「ここ何試合か、(制球難の)傾向があった。次、1軍か2軍か分からないが克服してもらわないと」と続けた。

 前回3月27日の日本ハム戦で杉山は4回1/3で3安打ながら3四球が絡んで4失点。森山投手コーチは「大関は、このあいだ無四球だった」と3月31日に初先発初勝利を挙げた左腕と比較。10日の西武戦は大関をスライドさせて先発させる可能性が高まった。

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2022年4月5日のニュース