中日・与田監督、2試合連続零封負けに「結果出ないと違う方法ならと言われる世界。でも私の答えはひとつ」

[ 2021年10月3日 18:55 ]

セ・リーグ   中日0-1阪神 ( 2021年10月3日    甲子園 )

<神・中23>7回1死、近本の内野安打の判定を巡ってリクエストを行使する与田監督(撮影・北條 貴史)
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 前回9月26日のヤクルト戦で自己ワーストの10失点からのリベンジを期した中日の左腕・小笠原がマルテへの1球に泣いた。3回に許した一発だけの7回1失点の投球にも、打線の援護はなく、10敗目。「何もありません」とだけコメントを残した。

 与田監督も「あの1本以外は良くなげた」と力投を認めたが、2試合連続零封負けでの同一カード3連敗。しかもマルテに3戦連発を浴びるワンパターンの負け方に「いろいろミーティングではやっているんだが」と唇をかんだ。福田の右前打と暴投で築いた7回1死三塁では高橋周の空振り三振と同時に三塁走者・福田が飛び出し憤死。与田監督は「ミスじゃない。1点を取るために難しいこともできるようにならないと」と責めることはなかったが、自滅と言われても仕方のない攻撃だった。

 優勝は完全消滅したが、選手起用にも変化はない。それでも「来年のことも考えてやっている。結果が出ないと、違う方法ならと言われる世界。でも私の答えはひとつ」と与田監督は繰り返し強調していた。

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