楽天・田中将 9安打2失点で日本復帰後初完投、日米通算2500回投球達成「家族や周囲に感謝」

[ 2021年10月3日 15:31 ]

パ・リーグ   楽天0-2ロッテ ( 2021年10月3日    楽天生命 )

<楽・ロ23>楽天先発の田中将(撮影・篠原岳夫)
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 楽天・田中将大投手(32)が3日のロッテ戦で今季20度目の先発登板。4回に日米通算2500投球回を達成し、日本復帰後初完投となる9回112球、9安打2失点の好投も、チームは0-2で敗戦。7月13日ソフトバンク戦以来、後半戦初勝利となる今季5勝目はならならず、日本での自己ワーストタイとなる7敗目を喫した。チームの連勝も3でストップした。

 ロッテ・小島との投げ合いとなる中、初回は先頭・荻野と中村奨の安打で1死一、二塁にレアードに左翼線適時二塁打を浴び先制を許すと、なおも1死二、三塁では佐藤都のニゴロで2点目を失った。2回は3者凡退。3回は先頭四球と犠打を許したが後続を断った。4回は先頭・佐藤都に左前打と犠打で1死二塁とされると、エチェバリアを148キロ直球で二直併殺に斬った。この時点で日米通算投球回が2500回1/3となった。

 5回は3者凡退。6回は2死からレアードに左翼線二塁打を浴びたが、続く佐藤都を捕邪飛に退けた。7回は角中、エチェバリアに連続長短打を浴びたものの、藤岡、加藤を連続スリーバント失敗に仕留めると、荻野には二塁内野安打も二塁手・浅村の好返球で本塁を狙った二塁走者・和田をアウトにして危機を切り抜けた。

 8回は先頭・藤原の左前打と犠打で1死二塁もレアードを一ゴロ、佐藤都を右飛に仕留めた。9回は3者凡退だった。

 ▼田中 初回の入りがすべて。苦しい立ち上がりになってしまった。思うようにいかなかった。(日米通算2500投球回達成には)ここまで長い間投げてこられた証しだと思う。家族や支えてくれた周囲に改めて感謝したい。

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