ヤクルト・山田 堅首33号2ラン 主将絶好調!最近6戦で4発、打率.429

[ 2021年10月3日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト9―5広島 ( 2021年10月2日    マツダ )

<広・ヤ>6回、2ランを放つ山田(撮影・奥 調)
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 主将が試合の流れを引き寄せた。2―1の6回無死一塁。ヤクルト・山田が2試合ぶりとなる、33号2ラン。高橋昂の137キロ直球を捉え左翼席へ運んだ。「追加点が欲しいところで(前打者の)青木さんが良い形で出塁してくれて、チャンスで打てて良かったです」

 4回無死一、二塁では左前打でチャンスメーク、7回無死一、三塁では中犠飛で2安打3打点をマークした。優勝争いが佳境を迎える中、最近6試合で4発を含む21打数9安打で、打率.429、15打点と絶好調だ。

 今季から志願して主将に就任。「ちょっとした時間で会話するように心掛けている」とチームをまとめてきた背番号1の活躍で連勝し、2位・阪神と1ゲーム差の首位をキープした。

 これで球団では池山隆寛、バレンティンに次いで3人目の通算250号まであと3本。「誰かがカバーする、いい打線になっている。引き続き全力で力を抜かないで戦う」と指揮官も手応えの打線を引っ張り、残り21試合を最後まで走り抜ける。(青森 正宣)

 ≪M最短点灯日は5日≫セは首位のヤクルト、2位の阪神がともに勝ったため、ヤクルトのマジック最短点灯日は5日まで延びた。条件はヤクルトが3日の広島戦と5日の巨人戦で連勝もしくは1勝1分け。その間、阪神が中日とDeNAに2連敗するとM14が出るがどうか。

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2021年10月3日のニュース