阪神・平田2軍監督 板山、高山、江越らに「何か進化しなきゃというところが練習から感じられる」

[ 2021年10月3日 18:22 ]

2軍練習試合   阪神9―0オリックス ( 2021年10月3日    オセアンBS )

<阪神2軍・オリックス2軍>板山(手前)に話しをする平田2軍監督(撮影・須田麻祐子)
Photo By スポニチ

 阪神2軍は3日、オリックス2軍との練習試合に9―0と快勝。9日に行われるロッテとのファーム選手権前の最後の試合を白星で締め、弾みをつけた。以下は平田2軍監督の一問一答。

 ――先発の佐藤蓮が5回無四球無失点

 「いや~これまた。反省はあのピッチャーゴロを弾いたの。四球もないし、3―2からも粘りが出ているし。また楽しみが増えちゃったね…、う~ん。もともとスライダーはねいいんだけど、今日はストライク先行でね、そこはシーズン中は課題としてあったけど。バランスもいいし、スピードもあったし51かな? マックス。非常に安定感があってフェニックスがまた楽しみだな」

 ――後続の投手は安打を許さず

 「2安打(佐藤蓮が許した)だけでしょ? シーズンと変わらず、ずっと競争してくれているんで。今ユキヤ(斎藤)にあえて初球からあえてフォークを。ただ抑えるだけじゃなく、尾仲にしてもそうなんだけどさ。ユキヤなんかは、3人目のバッターなんかには、初球からフォーク投げてどんな反応するかというところも含めて投げさせているんだけどね。普通に投げさせて抑えるだけじゃしょうがない。なんか精度を上げるとか、フォークでもストライクを初球からパッと取れるとか。カウント取れるフォーク。決め球にするフォーク。ね、それだけでも2種類。ボールにするフォークとかさ。2種類も3種類もできんねん。1つの球種でね。そういうところも勉強してくれればと思って。やらせてるんだけど」

 ――日本選手権前、最後の試合で9得点

 「得点は別にして本田に打てんやん。そういうところじゃないの? 本田とかのひと回り上の相手、そういうところを目指して頑張る。反省も忘れちゃいかんのよ。課題も含めてなんとかレベルアップして、個人のレベルを上げることなんだよ。ただ、集中力。9回までしっかり持ってやってくれているんで、そのへんは評価していいところだよな」

 ――試合前に板山のロングティーを手伝っていた

 「祐太郎が自分から言ってきて。そうやって短く(バットを)持って、近本が短く持っているところのヘッドの使い方とかも近本に聞いたりして、どういう風に自分のバッティングがさらに良くなるかというところで『ロングティーちょっといいですか』って。高山にしてもそう。江越にしても何か進化しなきゃというところが練習から感じられてる」

続きを表示

2021年10月3日のニュース