大谷翔平　10戦ノーアーチ、2の0、2四球 シーズン94四球は日本人最多 エ軍逆転負けであす最終戦

ア・リーグ   エンゼルス―マリナーズ （ 2021年10月2日    シアトル ）

＜マリナーズ・エンゼルス＞6回無死、大谷は四球で出塁する（撮影・沢田　明徳）
Photo By スポニチ

　エンゼルスの大谷翔平投手（27）は2日（日本時間3日）、敵地シアトルでのマリナーズ戦に「2番・DH」でスタメン出場。2打数無安打2四球で、シーズン94四球は日本人選手最多となった。エ軍は4―6で逆転負けした。あす3日（同4日）に今季最終戦を迎える。

　初回1死の第1打席は左飛、3回2死の第2打席は遊飛で、6回の第3打席は四球。さらに8回無死一塁の第4打席も四球。強打者の証し、そして選球眼の良さを示す四球数を94にまで積み上げ、09年の福留孝介（カブス）が記録した93四球を上回り、日本人選手のシーズン最多四球数となった。

　現在99打点で100打点にあと1。既にメジャー史上初めて同一年に投手として100投球回、100奪三振、打者として100安打、100得点に到達しており、100打点が加われば5部門で100の大台達成となる。

　前日1日（同2日）の同カードは3打数無安打1四球。この試合までの打席成績は153試合で532打数137安打99打点、45本塁打、26盗塁で打率・258。本塁打王争いで3位につけ、48本でトップのペレス（ロイヤルズ）を3本差、2位で47本のゲレロ（ブルージェイズ）を2本差で追っている。