ロッテ連敗4で止めた　先発・小島が今季2度目の完封で自身初の2桁10勝目　マー君との投げ合い制した

パ・リーグ   ロッテ２ー0楽天 （ 2021年10月3日    楽天生命 ）

＜楽・ロ23＞5回までノーヒットノーランの小島（撮影・篠原岳夫）
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　2位のロッテが3日、3位・楽天と対戦し2－0で勝利。チームの連敗を4で止めた。先発・小島和哉投手（25）が楽天・田中将大投手（32）との投げ合いとなる中、9回を投げてわずか3安打無失点に抑え、今季2度目の完封勝利。自身5連勝、初の2桁となる10勝目を挙げた。

　小島はキレのある直球を武器に、4回まで全て3者凡退の完璧な投球。5回は1死から一塁手・レアードの連続失策で一、二塁とされたものの、続くディクソンをカットボールでニゴロ併殺に退けた。6回は先頭・辰己に右前打を許し、犠打で1死二塁とされたが、山崎剛をカットボールで、岡島をスライダーでニゴロに斬った。

　7回は1死から島内に左前打を許したものの、鈴木大をカットボールでニゴロ、茂木を直球で中飛に抑えた。8回は3者凡退。9回は山崎剛に右前打を許したが、岡島をスライダーでニゴロ併殺に、浅村をチェンジアップで空振り三振に仕留めた。

　打線は初回、先頭・荻野、中村奨の安打で1死一、二塁とするとレアードが左翼線適時二塁打を放って先制。なおも1死二、三塁では佐藤都のニゴロでさらに1点を加えた。

　楽天は先発・田中将が日本復帰後初完投となる9回9安打2失点の力投も、打線が散発3安打と援護できず。連勝が3でストップした。