斎藤佑樹がファーム最終戦に登板 マウンドで涙も三振奪う

[ 2021年10月3日 14:43 ]

<イースタン 日・D>6回無死、投げ終え、泣きながらマウンドを降りる斎藤(中央)(撮影・久冨木 修)      
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 今季限りで引退する日本ハム・斎藤佑樹投手(33)が3日、鎌ケ谷スタジアムで行われたDeNAとのファーム最終戦に登板した。

 6回からマウンドに上がった斎藤はDeNAの2番・乙坂に対し5球直球を続けて空振り三振を奪った。最速は133キロだった。

 初球は大きく高めに外れ、2球目はワンバウンドでボールとなった。それでも2球連続で空振りを奪って追い込んだ。

 5球目を投じる前にはプレートを外し、こらえ切れなくなった涙を拭った。内野席と右翼から観戦した約1000人の観客からは拍手と「頑張れー」などの声援が送られ、最後の1球を投じた。

 空振り三振を奪うと、投手交代が告げられた。脱帽して一塁側のDeNAベンチと観客席のファンに頭を下げた。 

 1軍での引退試合は17日のオリックス戦(札幌ドーム)で予定されている。

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