巨人・原監督も亀井を絶賛!「模範となるような戦う姿勢。非常に勇気のある走塁」

[ 2021年10月1日 22:14 ]

セ・リーグ   巨人3―2DeNA ( 2021年10月1日    東京D )

6回、丸の2点適時打で山本(右)と交錯しながらも生還した亀井(撮影・島崎 忠彦)
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 巨人は1日に本拠地・東京ドームでDeNAと対戦し、亀井善行外野手(39)が2―2の同点の7回に執念の決勝犠飛を放ちチームの連敗を5で止めた。2点を追う6回には無死満塁のチャンスで丸佳浩(32)の左前打で二塁から好走塁を見せ相手捕手と激しく交錯しながらも同点のホームを踏んだ39歳ベテランを原監督も「模範」と絶賛した。試合後の原監督との一問一答は以下の通り。

 ――最後はビエイラが何とか踏ん張った
「何とか踏ん張りましたね。まぁあの四球はね、あまり褒められたものではないですけど、まぁ良かったですね」

 ――勝ち越しはベテラン亀井の犠飛。
「走塁も含めて非常に、みんなの模範となるような戦う姿勢というのは、亀ちゃんのいいところが出てるなという気がしますね」

 ――丸の同点打。監督もずっと気にしている選手。
「まぁさらに良くなってくれるとありがたいですね」

 ――先発の菅野は6回2失点と粘った。
「やっぱり四球が2つ絡んでというところ、まぁこの辺は反省はあるでしょうけどね。まぁボールも走り始めましたしね。今日は勝ちがついてないんだね。まぁでも、またやってくれるでしょう」

 ――連敗を止め、ここからというところ
「まぁ、あまり大きなことは言えませんけどね。我が軍の野球をね、どういうふうにやるかというね。今日もやっぱりまだまだ詰めの甘いところはありますし。でも今日勝利したというところで、さらに上乗せしていきたいと思っています」

 ――亀井選手が最後に決めた
「さっき言ったように、模範と(して)ね」

 ――ファーストストライクから積極的に行ったのが流れとしても大きかった
「まあ、その前の(6回に)つなげたのもね。なかなかつながらないところでね、大城もよくつないだしね」

 ――亀井選手、勇気を持って突っ込んで同点
「ね。亀ちゃんの走塁っていうは非常に勇気のある走塁だったということでしょうね」

 ――丸も最近、監督がほぼマンツーマンで
「そう、(巨人に来て)3年目かな?よく話してますよ笑。(これまでで)一番話してるね」

 ――今日も試合前に
「そうそうそう」

 ――今どういったことを重点的に
「まあ、何て言うか、非常に実績を残している素晴らしいバッターであることは間違いないので。経験の中でね、少し自分が思っていることを伝えているというところですね」

 ――最近ヒットも出だして、今日は3本出た。きっかけに…
「まあ、手放しで、だからといって喜ぶのではなくてね、彼と私が求めているものというのは、まだまだ高いものだと思いますよ」

 ――その後、6回無死二、三塁になって、代打も多少頭にあったのかなと思うのですが
「そうですね、ノーアウト二、三塁というシチュエーションになってくれたんでね。まあ、守りのリズムというものを変えずに何とか小林に期待したということですね」

 ――そういう意味でも小林君は何とか転がすだけでも
「私のその時の心理はそうだった、ということですね。結果というのはね、なかなか簡単にはつきませんけどね、期待はしたというところですね」

 ――重信の打席での走塁…
「あれはやっぱりあのう、三塁ランナー(の大城)が突っ込まなきゃいけませんね。どういう状況でもね。それを突っ込まなきゃいけない状況の中で、突っ込んでないから、セカンドランナー(の丸)はああいう形になるということですね。その辺というのは、三塁コーチャーと三塁ランナーの連係というところでしょうね」

 ――リリーフ投手も踏ん張った
「そうですね。何でも今の状態は、踏ん張らないと勝てないよ」

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2021年10月1日のニュース