ヤクルト首位守った 逆転された直後の8回に逆転!連敗2で止めた オスナが3安打3打点

[ 2021年10月1日 21:27 ]

セ・リーグ   ヤクルト5ー4広島 ( 2021年10月1日    マツダ )

<広・ヤ>8回1死三塁、オスナは左中間に適時三塁打を放つ(撮影・奥 調)
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 ヤクルトは1日、敵地・マツダスタジアムで広島と対戦し5―4の逆転勝ちで連敗を2で止めた。

 先発・原にとっては不運な初回だった。先頭の羽月が放ったボテボテの遊ゴロを西浦がファンブルして出塁を許すと、2番・小園に右前打を打たれた。一走の羽月は一気に三塁を陥れて無死一、三塁。続く西川には、外角低めのチェンジアップをすくい上げられて、左犠飛で簡単に先制点を許した。それでも、初回を1失点の最少失点でしのぎ、2回から5回まで3者凡退に抑えた。

 好投する原を援護したい打線は広島先発・大瀬良の前に5回まで無得点。だが、6回1死から塩見が左前打を放ち、2回以来の走者が出て流れが変わった。続く青木は遊ゴロも併殺は免れて2死一塁とすると、山田が右前打で一、三塁。村上が死球で2死満塁で打席に入ったオスナが、初球の外角高めのカットボールをバットの先で捉えた。打球は二塁手と右翼手の間に落ちる2点タイムリーで逆転に成功した。

 逆転の援護をもらった原は6回も3者凡退と落ち着いた投球を披露。しかし、2―1の7回に一転。3連打で無死満塁となった原は2死までこぎつけたが、会沢に逆転の2点適時打を浴びた。さらに、代打・長野にも適時打を打たれて降板となった。原は6回2/3で104球を投げ4失点だった。

 打線は逆転を許した直後の2―4の8回、2番手のケムナを攻め立てた。安打と四球、ワイルドピッチも重なり無死二、三塁。本塁打が出れば逆転という場面で打席に立った村上は遊ゴロに倒れるも1点を追加。1死三塁から前の打席で逆転打を放ったオスナが、この日3安打目となる三塁打を放って同点。さらに、中村が3番手・島内の155キロ直球をセンターにはじき返して5―4と逆転した。

 8回からは清水、マクガフで逃げ切ったヤクルトは連敗を2で止め、首位を死守した。

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2021年10月1日のニュース