藤田太陽監督率いるロキテクノ富山 サヨナラ発進 河野が千金打

[ 2021年10月1日 14:20 ]

第92回都市対抗野球北信越2次予選1回戦   ロキテクノ富山3―2千曲川硬式野球クラブ ( 2021年10月1日    富山市民 )

ロキテクノ富山のドラフト候補右腕・飯塚亜希彦投手(右)とサヨナラ打を放った河野誠也内野手
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 阪神、西武、ヤクルトで活躍した藤田太陽監督率いるロキテクノ富山が9回サヨナラ勝ちして初戦を突破した。

 「力のあるチームなので簡単にいかないと思っていました。チャンスにあと一本が出ない展開が続きましたが、河野がよく決めてくれました」

 今春から就任した藤田監督にとっては、2次予選初勝利。貴重な白星をもたらしたのは、河野誠也内野手だった。9回2死二塁。最後は左翼線に弾き返し接戦に終止符を打った。新潟医療福祉大出身の2年目。左手首を骨折し1次予選は不出場だったが、懸命の治療とリハビリで間に合わせた。

 ドラフト候補右腕の飯塚亜希彦投手も奮闘した。河野と同じ新潟医療福祉大から入社2年目。ストレートに強い相手打線の特徴をインプットした上で、この日はカットボールを巧に操り7回2/3を1失点に封じた。

 「連戦になりますが、過酷な日程は重々承知しています。一瞬を大切に、チャレンジャー精神で戦っていきたい」

 代表の1枠をかけて、この日から代表決定戦まで3連戦。“SATRT 奪取!”のスローガンのもと、初の本戦出場を狙う。

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2021年10月1日のニュース