阪神・岩田稔に日本IDDMネットワーク理事長からメッセージ「1型糖尿病患者・家族の“希望の星”」

[ 2021年10月1日 14:53 ]

<阪神岩田稔引退会見>すがすがしい表情で会見を行う岩田稔
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 阪神の岩田稔投手(37)が1日、兵庫県西宮市内で引退会見を行った。会見では、NPO法人「日本IDDMネットワーク」の井上龍夫理事長からのメッセージも読み上げられた。

 「岩田投手のマウンド上での勇姿は全国の1型糖尿病患者とその家族にどれだけ大きな勇気と元気を与えてくれたことでしょう。(中略)引退されても、岩田投手は私たち1型糖尿病患者・家族の“希望の星”であることには変わりありません」

 岩田は大阪桐蔭2年の冬に1型糖尿病を発症し、闘病しながらの現役生活だった。09年からは毎年1勝につき10万円を「1型糖尿病基金」に寄付し、17年には同法人が行う1型糖尿病を25年までに根治することを目指した研究への助成基金として「岩田稔基金」を設立していた。

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