侍ジャパン・稲葉監督 任期満了会見で涙「皆さんのおかげ」

[ 2021年10月1日 05:30 ]

涙をぬぐう稲葉監督(撮影・木村 揚輔)
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 東京五輪野球で金メダルに導いた侍ジャパンの稲葉篤紀監督(49)が30日、任期満了を迎え都内ホテルで退任会見を行った。

 17年7月末に就任し、4年2カ月。「最高の結果を得られたのは関係した全ての皆さんのおかげ」と選手、スタッフや対戦チームまで、全ての関係者に深く感謝を述べ、家族への思いを口にすると涙があふれた。DeNA・山崎がサプライズゲストとして花束を贈呈した。会見前にはヤクルト時代の恩師の野村克也氏の墓前で金メダルを報告。「五輪を一緒に戦った村上、伊藤、栗林ら若い選手が今後日の丸を背負い戦う姿を楽しみにしたい」と侍戦士の今後に期待した。

 侍ジャパンは来年3月に強化試合開催を目指しており、年内をめどに後任監督の選考を進める。

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