オリックス5連勝! 首位返り咲きにも中嶋監督は冷静「1つずつ貯金を増やしていくことがすべて」

[ 2021年10月1日 21:15 ]

パ・リーグ   オリックス2-1ソフトバンク ( 2021年10月1日    京セラD )

<オ・ソ21>首位返り咲きに喜びを身体で表す中嶋監督(撮影・後藤 正志)
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 オリックスは接戦をものにし、今季3度目の5連勝で9月7日以来の首位に返り咲いた。

 先発・宮城が7回1失点の好投で12勝目。8月21日以来の白星に中嶋監督は「ここ最近、思い切りの良さがなかったが、今日は吹っ切れたように思い切っていっていた」と左腕の復調気配にうなずいた。

 打線は相手先発・石川を打ちあぐねたが、0―1の6回に先頭・伏見が粘って右中間二塁打を放つと、2死三塁から宗が右前に同点打。7回には1死満塁から相手の暴投で勝ち越し点を奪った。

 競り勝ったものの指揮官は「もうちょっと何とかできたのかな」と5安打に終わったことを指摘。「先制して中押し、ダメ押しと楽な展開がこないかなと思います」と息詰まる投手戦に汗をぬぐった。

 チームは5連勝で約1カ月ぶりの首位に浮上したが「だんご状態なので、1日で(順位が)変わる。自分たちの野球をして1つずつ貯金を増やしていくことがすべて」と冷静に次戦を見据えた。

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2021年10月1日のニュース