日本ハム・松本剛 本領左腕キラー!初打点&初猛打賞 チームは今季最悪タイ借金16もキラリ

[ 2021年10月1日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム5―8楽天 ( 2021年9月30日    楽天生命 )

<楽・日>3回2死二塁、松本剛が右前適時打を放つ(撮影・篠原岳夫)
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 日本ハムは今季ワーストタイの借金16となった黒星の中、松本剛が左キラーぶりを見せた。左腕・弓削対策として1番起用され、今季119試合目で初打点、初の猛打賞。「左の時は頭からいく可能性が高いと思って準備している。ファームでしっかりその意識を持ちながらいい感覚が出てきていた。それを1軍で出せている」と満足げに振り返った。

 1点を追う3回2死二塁で弓削から右前適時打。6、8回は右投手から安打を連ねた。9回は2死一塁から死球でつなぎ、チームが得点した全4イニングで得点に絡み、最大7点ビハインドから終盤に3点差まで追い上げる流れをつくった。

 今季は開幕1軍スタートも打撃不振で2軍落ち。9月10日の再昇格後は相手先発が左腕の試合で先発出場が続いている。先発試合ではこれで5試合連続複数安打。1軍昇格後は15試合で打率・412。「もちろん右でも出たいと思っているけど、与えられたところでまずは(左腕を)打たないと勝負にならない」と力を込めた。

 五十幡も1軍復帰し、外野の争いは激しさを増している。「その中に入っていけるように」。10年目は目をぎらつかせた。(東尾 洋樹)

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2021年10月1日のニュース