エンゼルス「投手」大谷 今季終了に米メディアは冷静「勝利がいい投手の指標として評価されていない」

[ 2021年10月1日 02:30 ]

エンゼルス・大谷(撮影・沢田 明徳)
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 エンゼルス・大谷が今季残り試合で投手としてプレーしないことを、米メディアは冷静に受け止めた。

 主要紙では「2桁勝利&2桁本塁打」に着目した記事は見られず。サイ・ヤング賞でも勝ち星より防御率などが重視される傾向にあり、大リーグ公式サイトでデータ分析を担当するデービッド・アドラー氏は「10勝が米国で話題になっていないのは、勝利がいい投手の指標として評価されていないから」と解説。一方で「大谷がやっていることは、ルースがやっていたのとは全く違うレベルのこと」と、先発、救援など高度に専門化された現代野球で、エースと主軸で大車輪の活躍をしている価値を強調した。

 本塁打王を争うペレスやゲレロらを抑え、MVPの呼び声が高い。地元紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)は「MVPに輝くことが濃厚だ」と太鼓判を押した。

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