中日 5年ぶり巨人に勝ち越し 大野雄が7回無失点で仁王立ち「味方が点取るまで頑張って投げようと」

[ 2021年10月1日 05:30 ]

セ・リーグ   中日1-0巨人 ( 2021年9月30日    バンテリンD )

<中・巨>ヒーローインタビューを終え笑顔の大野雄(撮影・奥 調)
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 中日がエースの快投で16年以来、5年ぶりの巨人戦勝ち越しを決めた。大野雄が7回無失点で7勝目を挙げ、今季初の同一カード3連勝に導いた。

 「先制点を取られてしまうと試合運びが難しい。粘って味方が点を取るまで頑張って投げようと思った」

 初回先頭の松原に左前打を許した後、丸、坂本、岡本和を3者連続三振に仕留めて波に乗った。「ストレートが走っていた」と散発3安打に封じ、二塁すら踏ませず8三振を奪った。このまま中6日で回れば残り3試合に登板可能で、2年連続5度目の2桁勝利にも望みをつないだ。

 巨人戦を5連勝で終えた与田監督は「一つの自信にして、他球団にもしっかりこういう勝ち方ができるように」とうなずいた。

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2021年10月1日のニュース