ソフトB退団のバレンティン 2軍最終戦で特大弾 日本で現役続行希望「“できる”ことを他球団に示せた」

[ 2021年10月1日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   ソフトバンク4-3中日 ( 2021年9月30日    タマスタ筑後 )

試合後、ファンに手を振るソフトバンク・バレンティン
Photo By 共同

 今季限りでの退団が決まっているソフトバンク・バレンティンが日本での現役続行を希望した。

 30日、ウエスタン・リーグ最終戦となる中日戦(タマスタ筑後)に「4番・DH」で先発出場。3―3の8回に特大の11号ソロを放った。ラストゲームの最終打席で自慢のパワーを発揮し「“今できるんだ”ということを他のチームに示すことができたのは大きなこと。日本で野球生活を終えたい」とアピールした。

 1軍の出場が計82試合、13本塁打にとどまったソフトバンクでの2年間については「良くなかった。でもそれは終わったこと。来年以降に向けて準備をしていくしかない」と話した。

 13年にプロ野球記録の60本塁打をマークした大砲は、今月初旬に自宅がある米国に戻る予定。「マイアミで練習します」。トレーニングを続け、オファーを待つ。

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2021年10月1日のニュース