巨人・菅野は6回107球、2失点で降板 6勝目ならず

[ 2021年10月1日 20:30 ]

セ・リーグ   巨人ーDeNA ( 2021年10月1日    東京D )

巨人先発の菅野(撮影・島崎忠彦)
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 巨人のエース、菅野智之投手(31)が残り18試合で首位ヤクルトを5ゲーム差で追う中、優勝戦線生き残りを懸けDeNA3連戦初戦(東京D)に中5日で先発登板。5連敗中のチームを勝利に導くため初回から腕を振ったが、4回2死一、三塁のピンチでDeNA6番のソトに左中間を破られる先制タイムリーを浴び先制を許すと、6回先頭の2番佐野にフルカンウントから136キロのスライダーを左翼席に運ばれ2失点目。その後2死満塁のピンチでは、この日107球目、135キロのスライダーで山本祐を空振り三振に仕留め、何とかこの回を1失点でしのいだ。

 巨人はその裏に岡本和、亀井、大城の3連打で無死満塁とし、丸がチーム24イニングぶり得点となる左前2点打で同点に追いつきエース菅野の負けを消した。

 菅野は前回25日の阪神戦での登板では初回から150キロを超える直球を投げ込み、4回の先頭・大山の打席では153キロをマーク。相手先発左腕・高橋と緊迫の投げ合いを演じたが、0―0のまま迎えた7回、この試合92球目となる内角への150キロ直球を右翼スタンドに叩き込まれ、ついに失点。8回1死から投手の高橋に左前打され、近本に右翼線二塁打、中野に左中間二塁打と3連打を許して3点目を失い悔しい降板となり今季7敗目(5勝)を喫していた。

 ▼菅野 四球を出したところは反省しなければいけませんが、チーム状況を考えて明日以降のためにも慎重に勝負することも仕方ないとは思っていました。その中で2失点で抑えて、野手が追いついてくれてよかったです。

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2021年10月1日のニュース