阪神・小野寺のプロ1号は見事なリベンジ弾 平田2軍監督からの指摘に結果で応えた

[ 2021年10月1日 07:45 ]

セ・リーグ   阪神4-5広島 ( 2021年9月30日    甲子園 )

<神・広>4回、中越えソロを放ちガッツポーズの小野寺(撮影・北條 貴史)
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 【記者フリートーク】待望の1号はリベンジの一発でもあった。7月2日の広島戦。6回2死二塁で見逃し三振を喫するなど、玉村の前に3打数無安打と好機を生かせず、3日後に3度目の降格になった。後日、平田2軍監督から「ファームで同じ投手が先発して投げたら打てんか?」と問われ「打てます」と返答。指摘されたのは意識の持ち方だ。

 「そこ(1軍)で気後れしてんねん。実力不足以外何物でもない。チャンスをものにできないということは、そんだけの力しかない。これを糧にしてやればいい」

 迎えた5度目の昇格で再戦した玉村からの一発。「毎回“10日で上がるぞ”と言われて、モチベーションを落とすことなく、絶対に上がってやるぞという気持ちで取り組めることができました」。可能性にかける首脳陣らの思いに、ついに応えた。(阪神担当・阪井 日向)

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2021年10月1日のニュース