12勝目のオリックス・宮城「ホッとしている」 初の鷹狩りで5試合ぶり白星&チームの連勝守った

[ 2021年10月1日 22:33 ]

パ・リーグ   オリックス2-1ソフトバンク ( 2021年10月1日    京セラD )

<オ・ソ21>4回2死一塁、デスパイネを一ゴロに抑え、グラブを叩く宮城(撮影・坂田 高浩)
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 オリックスの宮城大弥投手(20)が、1日のソフトバンク戦で7回を7安打1失点(自責点0)に抑え、12勝目を挙げた。8月21日の西武戦以来、自身5試合ぶりの白星。長かったトンネルをようやく抜け出した。

 「ホントにホッとしている。ビジターで3連勝してホームに帰ってきて初戦。初戦を取れて今、楽な気持ちでいっぱい」

 自らでチームの勢いを止めるわけにはいかない。「初回から飛ばした」というように気持ちを込めた。さらに、2回以降は毎回安打を許しながらも、丁寧な投球を続けた。5回に松田に先制適時打を浴びたが、後続を打ち取って、最少失点で締めた。

 直近の3試合で10失点と打ち込まれていたが、この日は「真っすぐ、変化球と両方で勝負できた」と危なげなし。ソフトバンク戦は3度目の登板で初白星を挙げ、「後半戦なかなかいい結果が出ず悔しい思いをしてきた。本当にうれしく思う」と喜んだ。

 これでチームは9月7日以来の首位に再浮上。「(首位は)初めての感覚。全然分からないけど、しっかりみんなと一緒に頑張っていきたい。明日(山本)由伸さんなので頑張ってほしい」。2日に先発する先輩の山本に“力水”を送った。

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