西武 打線振るわず零敗…オリックス・山本から三塁すら踏めず 今井は6回4失点で6敗目

[ 2021年9月18日 16:50 ]

パ・リーグ   西武0―4オリックス ( 2021年9月18日    京セラ )

<オ・西>4回、2点の先制を許しベンチに戻る今井(撮影・後藤 正志)
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 西武は18日、敵地でのオリックス戦に0―4で敗れ2連敗。先発の今井達也投手(23)は6回6安打4失点で6敗目。オリックス戦2試合連続の完封へ意欲を見せていたが、優勝を争う相手打線の“気迫”に押され完敗。打線も相手先発・山本由伸投手(23)の前に散発の5安打で三塁すら踏めず。継投での完封負けを喫した。

 先発の今井は3回まで無失点とまずまずの立ち上がりを見せたが4回、円陣を組んで気持ちを高めた相手打線につかまり失点。先頭の杉本、T―岡田に連打を許し無死一、二塁となるとモヤには左中間を破る走者一掃の2点適時二塁打を浴び先制を許した。T―岡田が一塁から激走し本塁へヘッドスライディングで生還すると、オリックスベンチは大盛り上がりを見せた。

 5回には今井が1死一塁から紅林に6号2ランを被弾。真ん中に入った2球目のカットボールを捉えられ左翼スタンドまで運ばれた。

 打線は相手先発・山本の前に三塁すら踏めず。5回には無死一、二塁のチャンスを作ったが山川、川越と2者連続で空振り三振。打者・岸の2球目に二塁走者の外崎が三盗を狙うも失敗。8回5安打無得点に封じられた。

 今井は同い年の相手先発・山本との投げ合いに「パ・リーグで一番と言っていい投手で、同い年。楽しみたいという気持ち」と語っていたが、今季3度目の直接対決に敗れ対戦成績は1勝2敗。前回登板3安打完封勝利を飾ったオリックス打線には“リベンジ”を許した。

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