センバツ宣誓の仙台育英・島貫主将「東北勢初の日本一に」宮城大会の組み合わせが決定

[ 2021年6月25日 16:46 ]

抽選会を終え、笑顔を見せる仙台育英・島貫丞主将(撮影・柳内 遼平)
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 第103回全国高校野球選手権(8月9日から17日間、甲子園)の宮城大会の組み合わせが25日、決まった。今春のセンバツに出場した仙台育英の初戦の相手は古川黎明に決まり、一塁手の島貫丞主将(3年)は「大会までしっかり準備して圧倒したいです」と力を込めた。

 今春のセンバツでは選手宣誓の大役を務め「きょう、ここに高校球児の憧れの舞台である甲子園が戻ってきました…」から始まる3分超えの宣誓で「感謝」「感動」「希望」の思いを込めた。

 選手宣誓が希望制となった今大会では希望せず「(センバツで)十分やれたという気持ちです。他の選手に、思いを乗せてやってもらいたいと思いました」と理由を話した。

 エース右腕の伊藤樹(3年)ら鉄壁の投手陣と強固な守りは健在。センバツ出場の経験を生かし「東北勢初の日本一を獲りたい」と誓った。

 ◇島貫 丞(しまぬき・じょう)2003年(平15)5月18日生まれ、福島県出身の18歳。小1から野球を始め、秀光中では軟式野球部に所属し3年時に全国大会準優勝。仙台育英では2年秋からベンチ入り。趣味は掃除。将来の夢は野球の指導者。1メートル70、73キロ。左投げ左打ち。

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2021年6月25日のニュース