エンゼルス・大谷 6回1失点の力投も今季4勝目ならず リアル二刀流で珍事続々

[ 2021年6月25日 02:30 ]

インターリーグ   エンゼルス3ー9ジャイアンツ ( 2021年6月23日    アナハイム )

<エンゼルス・ジャイアンツ>先発登板し、6回9奪三振1失点と力投も勝敗は付かなかった大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(26)が23日(日本時間24日)、ジャイアンツ戦に「2番・投手」で先発登板し、6回6安打1失点、9奪三振と力投も勝敗は付かなかった。打席では3打数無安打。故障者を抱え出場できる控え野手が実質2人ながら「リアル二刀流」に踏み切った一戦は延長戦となり、投手の代打出場など珍事が続いた。

 3年ぶりの100球超えも白星には届かなかった。大谷はメジャー初の2戦連続中5日での登板。6回1失点の熱投だった。

 「勝つ確率を残すためには一番、重要なところ。絶対、抑えたい場面だった」。5回。先制ソロを浴びた後、1死一、二塁でギアを上げた。ベルトに最速99・2マイル(約160キロ)を計測するなど4、5番を連続三振。6回は3者凡退で、18年5月20日のレイズ戦でのメジャー最多110球に次ぐ、105球で6回まで投げきった。

 今季8度目の「リアル二刀流」。ジョー・マドン監督は控え野手3人以上を投打同時出場条件としていたが、外野手アップトンが腰の張りで控えは実質2人だった。指揮官が勝負を懸けた「リアル二刀流」。これが異例ずくめの一戦を呼んだ。

 エ軍本拠でのインターリーグ。ア・リーグ球団がDHを解除し、ナ・リーグ球団がDHを使うのはメジャー史上初めてだった。延長12回、捕手スズキが負傷交代。控え捕手はすでに代打出場済みで、捕手経験のある左翼手ウォードが捕手へ、投手のキャニングが左翼に入った。直後の12回は、サヨナラ機で投手のバンディが代打出場も三振。結局延長13回に勝ち越された。

 打者では3打数無安打だった大谷。「重要なピースとして起用してもらった。打つ方で期待に応えられなかった」と責任を背負い込んだ。

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