阪神・和田豊TAも太鼓判、筑波大エース佐藤隼輔は敗戦も変わらぬ高評価

[ 2021年4月24日 23:24 ]

首都大学リーグ   筑波大2―4桜美林大 ( 2021年4月24日    大田スタジアム )

<筑波大・桜美林大>最速147キロの直球で押した筑波大・佐藤隼輔(撮影・柳内 遼平)
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 18年秋以来のリーグ優勝を目指す筑波大は桜美林大に2―4で逆転負け。今秋のドラフト1位候補で最速151キロ左腕の筑波大・佐藤隼輔投手(4年)は4球団のスカウトが視察する前で、7回2/3を7安打4失点で敗戦投手となった。

 開幕から2連勝を挙げていたエースは最速で147キロを計測した直球で押したが、1点リードで迎えた8回に3失点で逆転を許し「自分が抑える必要があった。走者を背負う場面が多く、相手のペースにのまれてしまった」と肩を落とした。

 だが、ドラフト1位候補とされる先発投手としての力は随所に見せた。6三振は全て直球で奪い、しなやかな腕の振りから放たれる直球は140キロ台中盤という数字以上の威力であることを示した。また、球数が100球近くになった7回にこの日2番目の球速となる146キロを計測するスタミナも見せた。

 視察した阪神・和田豊テクニカルアドバイザーは「マウンドで落ち着いている。得点圏に走者を置いてもバタバタせず、ギアを上げることができる。同じ球種でも強弱をつけることができ、内・外に投げ分ける制球力もある」と高評価を与え、投球フォームに関しては「体の後ろにボールが隠れるので、打者からボールの出どころが見えづらいのではないか」と言及した。

 動作解析の第一人者の川村卓監督は「基本的に佐藤で負けたらしょうがない。彼の将来も考えて乗り越えないといけないところ」とエースに託した試合を振り返った。

 序盤に球数が増え、終盤にチェンジアップを痛打されて喫した今季初黒星。次戦でどのように修正するか、注目したい。(柳内 遼平)
     
 ◆佐藤 隼輔(さとう・しゅんすけ)2000年(平12)1月3日生まれ、宮城県出身の21歳。小4から野球を始める。広瀬中を経て、仙台高では1年夏からベンチ入りも甲子園出場は果たせず。筑波大でも1年春からベンチ入り。19年に大学日本代表に選ばれた。1メートル81、82キロ。左投げ左打ち。

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